年末、三重塔の改修後に初めて行ってみました。雲一つない青空に屋根の上の相輪がピカピカ光っていて、「改修を終えてきれいになった」「新年を迎える準備は万端だ」と言っているようでした。見ていてすがすがしい気分になれます。また本堂には五色幕が張られていて、普段とは違った華やかさがありました。
三重塔や本堂が華やかな一方、境内の植栽はいたって地味でした。サザンカやツバキ、スイセンなどがところどころで花をつけている程度です。ボダイジュもアメリカエゴ(ハレーシア)も、なんじゃもんじゃの木もサクラも葉をすっかり落としていて、幹と枝があるだけです。ボタンやシャクヤクも短く刈り込まれていました。面白いと思ったのは、寺務所の前の木です。防寒のために藁で覆われている姿がユニークでした。
冬の三学院の植栽は見るところがそれほどあるとはいえませんが、他方で不思議な力強さを感じます。春以降に向けてエネルギーを蓄えているようでした。
Lisa Aoki Dec 2017
改修後の相輪が青空に光る 三学院(埼玉県蕨市)関連ページ
- 外国人に見どころをどのようにアピールできるのか? 三学院
- 境内で外国人を見たのは今回が初めてです。三学院は外国人が少なくない地域にあり、しかもお寺から歩いて十数分のところには外国人が多く住んでいる団地があります。にもかかわらず、今回が初めて
- 10月は草花の小休止の時期なのか? (三学院 蕨市)
- 境内には草花がたくさん植えてあり、春から夏にかけてはフジ、ボタン、ツツジ、ハナショウブ、ハスなどいろいろな花が楽しめます。だから秋にも何かの花が咲いていると期待していたのですが
- 江戸時代の名残をとどめるお寺 三学院
- 三学院は真言宗のお寺ですが、宗派を問わずに利用できる斎場を併設しているうえに、古くから営む葬祭業者が近くに 埼玉 蕨市の三学院の参拝記。住所、宗派、交通アクセス、開門・拝観時間、パワースポット、駐車場などの情報と、個人的な体験、食事、宿などの話題も
- 藤と牡丹 (三学院 蕨市)
- わらび三学院藤まつり」と書かれた幟が目につきました。私はお寺の存在は知っていても、藤のことは知らなかったので、どんな様子なのかを見に行くことにしました。藤棚は
- 一つ新しい発見をした気分 (三学院 蕨市北町)
- ハスの花がちょうど見ごろを迎えていました。境内に大きな鉢がたくさんあり、そこにハスが植えてあるのです。といっても私が行ったのは午後だったので、ほとんどの花が閉じている状態で
- 葉が落ちた時期だからこそ、隠れていたものが見える (三学院 埼玉県蕨市)
- 「成田山 護摩供養塔」と刻まれています。他の季節には枝葉の陰に隠れて見えませんでしたが、葉が落ちたので石碑が姿を現したのです。
- ボタンの芽と菜の花で、季節の移り具合を感じる (三学院 埼玉県蕨市)
- 三学院のボタンはどうなっているかな」と思い出したので行ってみました。三学院の境内にたくさん植えてあるボタンの芽は
- 3月後半の見どころは、赤い花のミツマタと小彼岸桜 (三学院 蕨市北町)
- 三学院の見どころは、赤い花のミツマタと小彼岸桜です。ミツマタは仁王門を入って右側、手水舎の近くにあります。ミツマタは普通黄色い花を咲かせるので
- ボタンが成長し、シダレザクラが見ごろを迎える (三学院 埼玉県蕨市)
- ボタンの様子をまた見に行ったら、ボタンはかなり成長していました。全体的に草丈が長くなり、蕾が見え始めたものもあります。いつの間にか大きくなっていたと驚く一方、途中の段階を見逃してしまったのは残念
- とにかく花がいっぱい (三学院 蕨市)
- 花がいっぱいです。フジやボタンをはじめ、ツツジ、ヤエヤマブキ、細葉シャクヤク、イエローバード(黄花木蓮)、シバザクラ、アメリカエゴ(ハレーシア)などが
- ハスの成長を見るのが楽しみ (三学院 埼玉県蕨市)
- サツキのピンクの花が駐車場を鮮やかに彩っていて、駐車場が普段と違った感じがしました。5月末頃ならではの光景といえるでしょう。
- まるで植物園 (三学院 埼玉県蕨市)
- 開放された園庭に入って間近でフジを楽しめました。ゴールデンウイーク期間中で、幼稚園が休みの日でないと
- ビヨウヤナギか、それともキンシバイか?(三学院 埼玉県蕨市)
- オトギリソウの仲間の黄色い花が目につきました。ビヨウヤナギかキンシバイのようですが、どちらなのか区別がつきません。
- 今回の見どころは、ヒガンバナと閻魔堂 三学院(埼玉県蕨市)
- 長屋門が閉鎖されていて、三重塔が工事中で、鐘楼の近くに真新しい卒塔婆がたくさん並んでいたので、普段とは違った感じで
- お寺の歴史を改めて学ぶ 三学院(埼玉県蕨市)
- 奥に大きな石碑があるのに気づきました。三学院には何度も足を運んでいるにもかかわらず、それまで石碑の存在を特に意識したことがなかったので