さいたま市西区にある秋葉神社の印象を一言で表すなら、素朴な神社、といったところです。境内には古い石造物が点在していて、昔の木造校舎を思わせるような「八ツ棟、三手先作り」の社殿が特に目を引きます。
神社は駅からもバス停からも遠く、周囲は農地や住宅地で、どこかひなびた趣がありました。とはいえ、そうした立地条件にありながらも参拝者は絶えず、私が行ったときには一人が去ればまた一人が訪れるといった具合でした。神社の周辺の道路は秋葉通と名付けられていて、近くには秋葉の森総合公園と呼ばれる公園もあることから、神社が地域に親しまれている様子がうかがえます。
さて社殿の裏手から石段を下り、橋を渡ったところに末社の弁天社があります。そこへ行ったときにあたりを見回すと、隣の農家で飼っている牛の姿が…。本物の牛は全くといってよいほど見る機会がないので、これには面食らってしまいました。
Lisa Aoki Jan 2019
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