増上寺

増上寺

所在地

〒105-0011 東京都港区芝公園4-7-35

時間

9時00分〜17時00分

電話

03-3432-1431

山号

三縁山(さんえんざん)

宗派

浄土宗鎮西派

寺格

大本山

本尊

阿弥陀如来

創建年

明徳4年(1393年)

開基

聖聡

正式名

三縁山 広度院 増上寺

札所等

江戸三十三箇所21番

文化財

三解脱門、紙本著色法然上人絵伝ほか(重要文化財)
徳川家霊廟

 

http://www.zojoji.or.jp/


増上寺記事一覧

高浮彫よりも釉下彩「宮川香山展」増上寺宝物展示室(東京都港区)宮川香山(初代)の作品を見たのは、今回が初めてでした。宮川香山といえば、瓶や香炉などの表面に動植物などの装飾を施した「高浮彫(たかうきぼり)」で知られているようですが、正直言って装飾過剰な感じがしました。少し雑に扱っただけでもすぐに壊れてしまいそうで、見ているだけでも疲れます。それよりも好感が持てたのは、高浮彫の作品よりも後に作られた作...

宝物展示室で「宮川香山展」があったので、展覧会との拝観共通券を利用して、徳川将軍家墓所に初めて行ってみました。墓所は案外小さく、それほど古くない感じがしたものの、荘重さや将軍家の威厳といったものが感じられました。墓所には解説板があり、徳川将軍家墓所の歴史や、第二次大戦で焼失する前の御霊屋図がありました。また墓所の受付でもパンフレットを配っていて、そこにも図や写真の入った詳しい解説があります。個人的...

2015年12月の新聞記事でこの展覧会が取り上げられて、行ってみたいと思っていたところ、翌年2月にようやく実現しました。私が行ったときは、100幅ある五百羅漢図の第41幅から60幅までが展示されていました。2幅に10人ずつ羅漢を配置し、大きな画面をフルに使って、細かいところまでおろそかにせずに描き上げた作者には、ただ感服させられるばかりです。文字通りの大作といえるでしょう。特に面白かったのは、第5...

都営三田線御成門駅を出て、日比谷通りを南に少し歩くと、「浄土宗 大本山 増上寺」と石に彫られた文字が目に飛び込んできます。「そうか、増上寺は浄土宗のお寺だったのか」という気づきがあったと同時に、早口言葉のような、舌を噛みそうな語呂に思わず苦笑してしまいました。ボイストレーニングにも使えそうです。三解脱門と呼ばれる大きな門をくぐると、その先は大本山にふさわしい、とてつもなく広い境内です。まずは大殿へ...

大殿の次は、徳川家霊廟に行ってみることにしました。私が行ったときは一般公開されていませんでしたが、増上寺は徳川家の菩提寺として知られているので、せめて場所だけでも確認しておこうと思ったのです。霊廟の入り口には鋳抜門(いぬきもん)と呼ばれる、葵の御紋が入った青銅の厳めしい門が構えています。鋳抜門やその周辺には安易に人を寄せ付けず、むやみな立ち入りを許さないような雰囲気がありました。増上寺の境内の中で...

話が前後しますが、大殿から徳川家霊廟に向かう途中には西向観世音を安置した観音堂があり、その周囲にはおびただしい数の地蔵菩薩像と、色とりどりの風車が並んでいました。徳川家霊廟の荘厳さとは対照的に、一種のかわいらしさが感じられます。ただ解説が見つからなかったので、なぜこの場所にたくさんの地蔵菩薩や風車があるのかがわかりませんでした。徳川家霊廟の鋳抜門に向かって左側には、文殊、虚空蔵、地蔵、普賢の四菩薩...

四菩薩像を眺めた後に、貞恭庵(茶室)と大納骨堂と圓光大師堂を回ると、次に古い木造の門が目に入りました。景光殿(旧広書院)表門です。広い境内の中では目立たないところにあり、存在感も大きいとはいえませんが、なかなかの趣があります。太陽と三日月の彫刻が見事です。瓦には葵の御紋があって、細かなところにまで徳川家の権威を示そうとしていた様子がうかがえます。また解説を通じて、私は「蟇股(かえるまた:社寺建築で...

次に光摂殿、増上寺会館、経蔵、慈雲閣の側を通って、最後に黒門から境内を出ることにしました。この門はもともと方丈(庫裡)の表門だったことから方丈門と呼ばれ、全体が黒の漆塗りだったことから黒門とも呼ばれるようになったそうです。黒門とはいっても、長年の風雨にさらされて、黒色が剥げたところがあります。だからといって、朽ちた様子はありませんでした。ところどころに千社札が貼ってあるので、景光殿表門の上品さとは...

TVで見て、徳川家康公の念持仏である黒本尊が年に三度(正月、五月、九月)しかご開帳がないと聞き、五月のご開帳の際に訪れました。天気も良かったからか、平日にも関わらず大変な人出ではありましたが、なかなか拝むことのできない黒本尊は崇高、荘厳な雰囲気でとても重厚でした。並んででも一度は拝観する価値のあるものだと思いました。また、東北からお坊さんをお招きしてのご法話もありました。お話の内容は、仏教的な難し...

去年授かった御札をお返しするために参詣しました。まずは御札をお返ししようと、古い御札の回収場所を探すも見つからず。仕方なく授与所に行くと、若いお坊さんが「お預かりします」といって、授与品の対応で忙しいにも関わらず、丁寧に御札を受け取ってくれました。増上寺は授与所で御札を回収してくれるようです。そこで「おいくらお包みすればいいですか?」と聞いたところ、「特にいりません」とのお返事。やはり、都内の大寺...

初めて除夜の鐘をきいて、年明けのカウントダウンをしに増上寺に行きました。噂には聞いていましたがすごい混雑で、タクシーで行った私たちはあまりにも車が渋滞しているので、増上寺よりも少し手前でタクシーをおりました。その際、急いでいたはずみでなんと私は派手に転んでしまいました。気づいたら両膝が血だらけ…増上寺の手前にあるコンビニで、列になっていたトイレに並び、怪我の手当とタイツの履き替えをする羽目になりま...

増上寺の桜が満開だと朝のニュースで知り、急いでお弁当を作り、夫とお花見に出かけた。大勢の人で混雑しているだろうと思ったが、お寺の境内だからか、酔っぱらって大騒ぎするような団体客は見当たらず、2人ぐらいなら座れる場所を結構簡単に見つけることができた。レジャーシートを敷いて座ろうとしたら、夫が隠し持ってきた低反発の小さなクッションをかばんから取り出した。だから、そんなに大荷物だったんだねと初めて気づき...

厄年になったので、どうせなら由緒正しい所で厄払いをしてもらおうと、増上寺へ。厄払いを始めとした祈願は1日に4回行っているようで、自分の都合に合わせて祈願をお願いできる。祈願の場所は本堂ではなく、本堂の横にある安国殿。新しい建物だけあって非常に綺麗。祈祷の流れは、まず祈願者は安国殿の黒本尊の前に座らせてくれる。そして僧侶の読経が始まり、黒本尊の前でご焼香を行うという流れ。正直、有名な寺院だと本尊の前...

東京都内のパワースポット巡りをしていて増上寺に行きました。場所は東京タワーの隣という凄い場所にあり、その敷地の広さもヘビー級と言わざるを得ませんでした。目的は東京タワーと増上寺のコラボ写真をとる事と徳川家のお墓を見ようと思って行きました。写真の方は見事に取れたのですが、お墓の方は時間を調べないで行ったので着いた時には既に閉まっていて見る事が出来ませんでした。ここには徳川家6人の将軍他全部で38人の...

浜松町駅からまっすぐ歩いて10分ほど、東京タワーの傍の歴史あるお寺・増上寺で大晦日に年越しの除夜の鐘をついてきました。増上寺の傍を通った時に、一般の人の鐘つきを有料で12月から受け付けするという看板を見つけて、前々から除夜の鐘をついてみたいと思っていた私や家族で早速申し込む事になりました。二千円で除夜の鐘付き券を発行してもらい、大きな鐘をつく事ができて暖かい甘酒も振舞ってもらえます。煩悩は払い切れ...