根津神社、根津権現と文学作品

根津神社、根津権現と文学作品

根津神社は、いろいろな文学作品に登場してくる。舞台として使われてて登場してくるのはいいのだが、根津神社より、根津権現という名称を使っている作家のほうが多いらしい。いや・・・管理人も全部読んだわけじゃないんで。
明治の廃仏毀釈や神仏分離の流れで、権現という名称が禁止されていても、「そんなの関係ねぇ」ってことなのかなぁ。幕末や江戸の人々は、普通に「根津権現」と言ってたんだろうから、作品でも根津権現を使うのは無理ない話だけど、明治の頃の話でも、長年親しんだ根津権現を、作者は・・・というか地元の人は使っていたのだろうかね。

 

森鴎外『青年』、森鴎外『細木香以』
高村光雲『幕末維新懐古談』
岡本綺堂『半七捕物帳(柳原堤の女)』
夏目漱石『道草』
尾崎放哉『入庵雑記』
岡本綺堂『深見夫人の死』
寺田寅彦『柿の種』
佐々木味津三『旗本退屈男』
宮本百合子『田端の汽車そのほか』
林不忘『丹下左膳(乾雲坤竜の巻)』
夢野久作『東京人の堕落時代』
武田泰淳『目まいのする散歩』


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