随分と前から気になっていた小布施町へ行った時のことです。小布施町は栗処として有名ですが、北斎の天井画がある岩松院というお寺もあるのです。小布施堂など有名どころで栗のお菓子などひとしきり堪能した後、まずはすぐ近くの北斎館へ。そこで岩松院という所に、北斎の天井画があるということを知り北斎館を後にして向かうことに。向かう道中も、たくさんの栗の木がそこかしこにあり秋の風情がたっぷりです。岩松院へ着き、いざ中へ。そこには天井一面に鳳凰が描かれており迫力満点です。また、お寺の中には蛙合戦の池というのもあり、かの小林一茶はこの寺を訪れた際、オス蛙が数の少ないメス蛙を取り合っている様を見て、痩せかえる 負けるな一茶 これにあり と詠んだといわれているそうです。
By chachamaru40代男性
時期:2014年秋