安楽寺

岩殿山 安楽寺 吉見観音 参拝記

 

坂東三十三所観音霊場 11番札所 岩殿山 安楽寺 吉見観音に参拝したのは、2018年 平成30年10月30日です。10番札所 巌殿山正法寺 巌殿観音 からは、車で30分でしょうか。管理人はかーナビを使いましたが、駐車場でバックなどをしたことでカーナビが方位を勘違いし、走り出した方角がよろしくなく少し時間をロスすることになりました。それを含めての30分ですから、順調に行けば25分でいけるのでしょう。

 

公共交通機関で行くのは、事実上無理なようです。最寄りのバス停から数時間とかかければ着くのかもしれませんが、google map では、方法はありません・・・というメッセージが出ましたw (2018年10月に検索実施)。

 

駐車場に車を停めると、まず周りの石仏が目に付きます。寺門に向かう一般の道路の両側には、石の仁王象が安置されています。
昼食がまだだったので、ソバか何かないかと思っていたのですが、一軒だけのお店は定休日でした。メニューにはソバはあるようでしたが、しょうがないでしょう。昼はともかくこの風情は悪くありません。道の向こうに石の階段があり、その上には仁王門があります。この道と周りの建物は寺の前だから門前町の条件の一つは満たしていますが、一般住宅数軒と店舗一軒で、門前町というには無理があります。民家の間の参道というくらいが妥当でしょう。

 

景色に見惚れていると、道端に座っていたお婆さんが声をかけてきました。「参拝ですか」方言で聞かれたのですが、細かい言い回しが正確に思い出せません。うまく聞き取れなかったと思います。意味だけは、「参拝にきたのか」と聞かれたとわかったのですが。もしかしたら「参拝」じゃなくて「お参り」と言ってたのかしれません。そんな方言を耳にして、気持ちはすっかりノンビリ、ホッコリしていました。

 

仁王門をくぐるとさらに階段が続きます。整然としている印象です。
三重塔は江戸初期の建築。関東地方では現存する塔は少ないようです。埼玉県では三塔あると、吉見町教育委員会の案内板に書いてありました。
参拝をすませ納経所へ。

 

駐車場へ戻りながら何度か振り返りました。
行きがけに声をかけてくれたお婆さんは、帰ってしまったようです。そのあたりの住宅のどれかの方なんでしょう。

 

さて、次は12番札所 華林山慈恩寺 慈恩寺観音 です。 埼玉県さいたま市岩槻区ですからけっこう距離はあります。

 

9番札所 都幾山慈光寺や、10番札所 巌殿山正法寺で遭遇した愛媛ナンバーの観光バスの団体さんとは、ここ11番札所 岩殿山 安楽寺 吉見観音では会いませんでした。ゆっくり回っていたので追いつかれるかなぁと思ったのですが、おそらく時間的には昼食なんでしょう。
こちらは昼飯抜きですが次に向かいましょう。12番札所 華林山慈恩寺への道中で、適当なお店があれば入ることにしましょう。

 

基本情報

坂東三十三所観音霊場 11番札所
岩殿山
安楽寺
吉見観音
聖観世音菩薩
真言宗智山派
埼玉県比企郡吉見町御所374
よしみよと
あまのいはとを
おしひらき
だいじだいひの
ちかひたのもし

 

 

 

 


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