観音堂で御本尊にお会いする Takominさんの参拝記5/5
観音堂は、本尊の如意輪観世音菩薩像が安置してあり、藤原時代の作といわれ重要文化財の指定を受けています。
本堂の聖徳太子の像が御本尊かと思っていましたが、こちらが御本尊だったのですね、失礼しました。
しかし、奈良のお寺を回っていて驚くのは、ちょっと名の知れたお寺にはよく重要文化財となる御本尊などがあって、それもまたすごい事だと感心してしまうのです。まあ橘寺は推古天皇14年（606年）に聖徳太子の逸話があって創建につながったので、ちょっとどころかたいそう有名なお寺なのですが。
昔はもっと大きいお寺だったそうですが、今のこの橘寺の規模も決して悪くはありません。境内から外へ出ると、飛鳥の美しい農村の風景が再び広がって、きっと昔も同じように美しい風景が広がっていたのだろうな、聖徳太子も見たのかな、と思ってしまいました。
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