金沢文庫へ行ったら称名寺へお参りするのは今回で3回目ですが、既にお決まりのようになっています。行ったのは首都圏に大雪が降った数日後で、境内の雪もかなり解けていましたが、阿字ヶ池には氷が残っていて、厳しい寒さが続いていることを実感しました。
特に目についたのは、寺務所から北条顕時・貞顕の墓所にかけての一帯にあった、小さいだるまです。木の枝に挿してあったり、石造物や垣根の上に置いてあったりします。お参りした時はだるまに一体何の意味があるのかわかりませんでしたが、とにかく珍しくて、写真を何枚も撮ってしまいました。後で調べてみたところ、だるまはおみくじだとわかりました。称名寺のおみくじはだるまの中に入っていて、初詣客の間ではかなり人気があるようです。
さてだるまの写真を撮っていたら、見知らぬ人から話しかけられました。「もしかしたら境内は撮影禁止で、そのことを注意されるのではないか」と一瞬ヒヤリとしましたが、そうではなく、「寒くても梅の花が咲いた」などちょっとした会話を交わしました。会話をした場所の近くでは、梅が咲き始めていたのです。阿字ヶ池に氷が残るほどの厳しい寒さに見舞われながらも、春の訪れを予感させるような出来事でした。
Lisa Aoki Jan 2018
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