妙本寺

祖師堂にお参りした後は、左側の石段を上って源よし(女偏に美)子の墓へ行ってみました。石段を上ると高台に墓地があり、奥に進んでさらに小高くなったところに墓があります。こちらも没後800年ほど経つにもかかわらず、一幡之君袖塚と同様にきちんと手入れされていて、新しい花が供えられているところにとにかく感心しました。
さらに上村彦之丞海軍大将の墓にも寄ってみました。こちらは別の高台にあるため、源よし(女偏に美)子の墓から一度石段を下りて、本堂の方向に少し進み、別の石段を上って行きます。墓は大将の地位にふさわしい立派な造りでありながら、どこかひっそりとしていました。別段荒れているという様子はありませんでしたが…。


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高台の墓所 pingpongbooks参拝記 4/5関連ページ

どこまでがお寺で、どこまでが住宅なのか? pingpongbooks参拝記 1/5
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二天門 pingpongbooks参拝記 2/5
鐘楼を過ぎると、二天門に着きました。ここで方丈門の右側の石段と合流します。お寺のウェブサイトによると、四天王のうち持国天と多聞天の二天を安置していることから二天門といい、紅葉の時期には見事な景観に
一番の見どころ pingpongbooks参拝記 3/5
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妙本寺の鎮守 pingpongbooks参拝記 5/5
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妙本寺で休憩 (妙本寺 神奈川県鎌倉市)
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