赤穂義士墓地(2) 参拝記 4/5
他の義士の墓も、それぞれは小さいながらも見どころがありました。
義士は討ち入り後に預けられた家(細川家、松平家、水野家、毛利家)ごとに並んで埋葬されていました。墓には白と黄色の菊の花が1輪ずつ、交互に供えられていました。ある墓に白い菊の花が1輪供えられていて、隣の墓には黄色の菊の花が1輪、さらに隣の墓には白の菊の花が1輪供えられている、といった具合です。
また戒名の付け方や卒塔婆の文言も、統一されていました。戒名は「刃」で始まり「信士」で終わっています。卒塔婆は「?伽羅婆阿為(戒名)…○○回忌供養塔」という文言でした。
没後300年以上たった現在でも、義士および墓地が大切に扱われている様子がうかがえます。
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