和樂備神社

和樂備神社の例大祭には何回か行ったことがありますが、神輿宮入りを最初から最後まで見たのは今回が初めてでした。
神社の周辺の町から集まった神輿はいったん神楽殿の前に待機し、午前11時の宮入りの時間になると、神輿が順番に鳥居をくぐって参道を進み、拝殿の前で神職によるお祓いを受けます。その後神輿は神楽殿の前の待機場所に戻り、次の神輿がお祓いを受けます。これを繰り返して、合計11基の神輿が宮入りしました。所要時間は約1時間です。
町内で揃えた法被や、神輿のデザインの微妙な違いなどから、それぞれの町の個性が表れていたように思います。子供が担ぐ神輿や、担ぎ手が全員女性の神輿を出した町もありました。老若男女を問わず祭の運営にかかわり、神輿を担ぐ様子を見ていると、地域コミュニティについて改めて考えさせられます。
例大祭のハイライトともいえる神輿宮入りは、勇壮かつ厳粛で、まさに神事そのものでした。毎年8月に蕨を彩る「機まつり」のカジュアルさ(といっても塚越稲荷神社の境内社・機神社で神事をきちんと行いますが)に比べると、和樂備神社の例大祭はずっとフォーマルな感じです。


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にぎわいの向こうで(和楽備神社 埼玉県蕨市)
蕨駅西口の階段を下りると、駅前ロータリーは七夕飾りで彩られて、特設ステージが設けられていました。駅前商店街には色とりどりの大きな七夕飾りが