和樂備神社

蕨の七夕、機(はた)まつりの日に行ってきました。
蕨駅西口の階段を下りると、駅前ロータリーは七夕飾りで彩られて、特設ステージが設けられていました。駅前商店街には色とりどりの大きな七夕飾りがたくさん吊るされて、人々の目を楽しませてくれます。商店街はいつになく多くの人でにぎわっていました。学校が夏休みの時期なので、子供や若者もたくさんいました。
七夕飾りのデザインは源氏物語、歌舞伎など古典的なものから、スヌーピー、ポケモンなど現代的なものまでいろいろありました。祭りの期間中に七夕飾りのコンクールがあり、すぐれた作品は表彰されます。個人的には、河鍋暁斎の絵をあしらった飾りが目を引きました。
商店街を西へ進み、10分ほど歩いたところで右へ曲がると、和楽備神社に着きます。祭りの喧騒とは裏腹に境内はとても静かで、鳥居や拝殿の両脇には七夕の笹が飾られていました。静かな境内で七夕飾りを眺めていると、心が落ち着き、安らぎます。足を運んでよかったと実感しました。
さて機まつりはそもそも機神社のお祭りですが、機神社は塚越稲荷神社の境内社であり、塚越稲荷神社は和楽備神社の兼務社という関係にあります。和楽備神社の境内には警備本部が設置され、駐車場は一般の人が使用できず、資材運搬用のトラックを止めるようになっていました。機神社と関係があり、駅前商店街の近くに位置する和楽備神社が、地域の一大イベントを後方から支援している様子が十二分にうかがえます。


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