西光院

所用があってJR武蔵野線で新松戸へ向かう途中、東川口で下車してわずかな時間でお参りしてきました。山門を入ると、まず左手の六地蔵が目を引きました。かなり古い時期に作られたようです。周囲には江戸時代の年号が刻まれた庚申塔や供養塔があり、年月を経た石像ならではの趣が感じられました。そして本堂へお参りし、境内を見て回りました。境内には誕生、苦行、説法などさまざまな釈迦像があり、なかでも釈迦が北向きに横たわった涅槃像は迫力がありました。このほかぽっくり薬師、一葉観音、慈母観音、閻魔大王、七福神など個性豊かな仏像や石像がたくさんあります。駆け足で境内を一通り回ったところで、最後にユーモラスな石像に出会いました。「狐狸妖怪 不許入山門」と書かれた石柱の後ろに、狐、狸、河童の像が並んでいたのです。私は妖怪たちに見送られながらお寺を後にして、本来の目的地へ向かいました。武州川口七福神の弁財天、西光院にいたのは30分足らずでしたが、境内の石像や仏像はなかなか見ごたえがあったと思います。
By pingpongbooks40代女性 時期:2015年9月


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見ごたえのある仏像や石像がたくさん (西光院 川口市)関連ページ

新しい発見がたくさん (西光院 川口市)
一番大きな発見は、十六羅漢像です。寺務所の右側を少し奥に進むと「これより奥の院」と書かれた案内があり、参道に沿って十六体の羅漢像があり