西光院

2回目の参拝となる今回は、前回見落としていたところや、造園業者が入っていて見られなかったところをたくさん見ることができました。一番大きな発見は、十六羅漢像です。寺務所の右側を少し奥に進むと「これより奥の院」と書かれた案内があり、参道に沿って十六体の羅漢像があります。目立たない場所にあるものを見つけられたので、ちょっとだけ得意な気分になれました。十六体のそれぞれが個性豊かで、違った表情を見せていたところが面白かったです。また鐘楼のそばにある板碑(青石塔婆)も、隠れた見どころの一つといえるでしょう。埼玉県では秩父・長瀞で採れた石で造られた板碑が県内の多くの寺院に残っていますが、西光院にもあるとは気づきませんでした。このほか、四国八十八ヶ所霊場の巡礼と同じご利益があるとされるお砂踏みや、魚の上に観音菩薩が乗るというユニークな姿の魚濫観音像なども、私にとって新しい発見でした。
By あおきリサ (40代女性) 時期:2016年6月下旬


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新しい発見がたくさん (西光院 川口市)関連ページ

見ごたえのある仏像や石像がたくさん (西光院 川口市)
山門を入ると、まず左手の六地蔵が目を引きました。かなり古い時期に作られたようです。周囲には江戸時代の年号が刻まれた庚申塔や供養塔があり、年月を経た石像ならではの趣が感じら