安行領家の興禅院に立ち寄ったついでに、歩いて金剛寺まで行ってみることにしました。金剛寺への方向を示す道標が興禅院の近くにあったので、どのように道をたどれば行けるかと興味を持ったからです。ところどころにある道標に従って、狭い裏道を10分余り歩いたところで金剛寺の参道入口へ着きました。道はわかりやすいとはいえないので、道標がありがたかったです。参道の両側の新緑はきれいで、山門や本堂と組み合わさって素晴らしい風景を作り出していました。山門をくぐると右手に藤棚があり、藤の花がぽつぽつと咲き始めていました。花からは初々しさや可憐さが感じられます。満開になるとまた違った雰囲気が楽しめるのではないかと思います。今回はたまたま思いついて金剛寺に足を運びましたが、4月後半ならではの風景に出会えてよかったです。
あおきリサ (40代女性) 2017年4月後半
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