2017年も桜の時期に実相寺へ行ってきました。前年の春に行って、散り始めの桜と本堂とが作り出す景色がものすごく心に残ったから、今年もぜひ足を運んでみようと思っていたのです。といっても今回行ったのは、前年とは違って桜が満開になる前でした。3月末の実相寺の桜はおおよそ5分咲きといったところで、桜が散るときの幻想的な趣とは違った、楚々とした味わいがありました。満開になる前でも山門と桜、於岩稲荷大明神・大自在天神・浄行菩薩・龍王弁財天と桜の組み合わせは、なかなか絵になる光景でした。今回の一番の発見は、鐘楼の前のシダレザクラです。ソメイヨシノより一足早く開花が進んでいて、鐘楼と織りなす風景も絶妙な面白さがありました。来年も都合がつけば、また桜の時期に行ってみたいです。
あおきリサ (40代女性) 2017年3月末
桜の時期に行きたくなるお寺 (実相寺 埼玉県川口市)関連ページ
- 満開を過ぎた桜に風情を感じる (実相寺 川口市領家)
- 境内では散った桜の花びらが地面をほどよく覆っている一方で、木に残っている花もまだたくさんあります。この絶妙なバランスに、えもいわれぬ風情を感じ