桜が満開を過ぎて、散り始めた頃に行ってみました。境内では散った桜の花びらが地面をほどよく覆っている一方で、木に残っている花もまだたくさんあります。この絶妙なバランスに、えもいわれぬ風情を感じました。少しずつ散っている桜と、本堂などの建物との組み合わせも、なかなか絵になるものです。思わず私は写真を何枚も撮ってしまいました。実は、満開を過ぎた桜を見てこんな風に感じたのは初めてのことです。このほかの見どころとしては、鐘楼堂の梵鐘があげられます。四天王と十二支を配したユニークな鐘は、一見の価値があるといえるでしょう。実相寺は自宅からのアクセスが悪く、普段行く場所からも離れているので、時間的にゆとりがないと行けないのではないかと不安でした。でも1年のうちでごく限られた時期にしか見られない光景を目にすることができたので、思い切って行ってみてよかったです。
By あおき りさ (40代女性) 体験時期:2016年4月
満開を過ぎた桜に風情を感じる (実相寺 川口市領家)関連ページ
- 桜の時期に行きたくなるお寺 (実相寺 埼玉県川口市)
- 春に行って、散り始めの桜と本堂とが作り出す景色がものすごく心に残ったから、今年もぜひ足を運んでみようと思っていたのです。といっても今回行ったのは、前年とは違って桜が