采女神社

中秋の名月の日に、興福寺の五重塔を望む猿沢池で行われる、采女祭りに行ってきました。采女祭りは、奈良時代に帝に仕えていた采女(女官)が、帝のご寵愛が衰えたのを嘆いて猿沢池に入水し、その霊を慰めるために祀った神社のお祭りです。縁結びの神社でもあります。太平の衣装を身にまとった人々が市内を練り歩く花扇奉公行列や、2隻の管楽船が猿沢池に浮かぶ流し燈籠の間をぬって池をめぐる幻想的な光景を見ることができます。お勧めは、この日にしかできない「糸占い」です。采女神社の前で中秋の名月の月明かりに照らし、赤い糸を縫い針に通すと願いが叶うと言われています。この糸占い、一緒に購入した先輩はすんなりと針に通せていましたが、私はどう頑張っても通すことができませんでした。よくよく針穴を見ると、糸が通せないように詰め物がされていました。当然ですが、その時の願い事は叶っていません。
By urico (30代女性) 時期:2005年9月18日


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