東慶寺

神奈川県鎌倉市山ノ内1367

 


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東慶寺記事一覧

地域ミニコミ誌で鎌倉への日帰りツアーの広告を見たことをきっかけに、鎌倉へ梅を見に行きたいと思って、北鎌倉の4か所のお寺を回ることにしました。北鎌倉へ向かう途中、大船駅で十数分ほど電車を待つことになりました。待ち時間に何もしないでいるのは面白くないので、駅ナカショップをぶらぶらしました。私は10年くらい前の大船駅を覚えていますが、当時は改札内に現在ほど店がありませんでした。「大船駅もずいぶん変わった...

北鎌倉駅から鎌倉街道を数分歩くと、東慶寺に着きました。階段を上がって茅葺き屋根の山門をくぐると、参拝客でにぎわう別世界が目の前に現れます。境内の梅がちょうど見ごろを迎えているだけあって、カメラを手にした人もたくさんいます。私もたくさん写真を撮りました。東慶寺の梅は他の草木が生えている中にあるので、観光のための梅園というよりも、一般家庭の庭に生えている梅の木のような素朴さがあります。手を加えすぎてい...

東慶寺は山門から墓苑に向かって道があり、その両側に本堂や書院、茶室が配置されています。しかもそれぞれの建物には門があります。このあたりが東慶寺ならではのユニークな点だと思いました。私は同じような造りのお寺を知りません。建物のうち本堂と松岡宝蔵だけが公開されていて、他は非公開でした。梅を見ながら歩いている途中、本堂にお参りしました。参拝客でにぎわう門の外とは対照的に、門で隔てられた内側の空間は、静か...

私が行ったときは松岡宝蔵で「東慶寺仏像展2015」が開催されていて、せっかくの機会だから見てみることにしました。一番印象に残ったのは、実は仏像ではなく離縁の手続きに関する解説でした。私の記憶違いでなければ、封建時代に女性の側から離縁する方法は2つあり、1つは東慶寺の仲裁による離縁、もう1つは一定期間東慶寺で修行することで離縁とするものです。解説を読んで、古い時代の不条理をものすごく感じました。自分...

振り返ってみると、東慶寺は全体的に、素朴な中にも洗練されたものがある、といった感じがします。自然のままではあるけれど、多くの観光客が訪れる土地柄を反映して、どこか洗練されていった、ともいえるでしょう。また、閉鎖的な側面と開放的な側面を併せ持っているような印象も受けました。書院や茶室など、建物の多くが非公開です。その一方で坐禅会や写経会、茶道や香道の教室などが定期的に催されていて、広く一般に開かれた...

現役をリタイアした会社の仲間同士で鎌倉散策にでかけました。北鎌倉駅で待ち合わせ、最初の目的地東慶寺を訪れたのは、鎌倉があじさい見物でにぎやかになる直前、六月になったばかりの頃です。鎌倉に住みながら、門をくぐるのはその時が初めてでした。手入れの行き届いた品のある尼寺です。縦に奥深い境内で、奥の方は墓苑になっています。歴代住持のお墓や、著名人のお墓があります。NHKの歴史ヒストリアを見て、後で知ったの...

当時付き合っていた彼とアジサイを見に行きました。鎌倉がアジサイで有名なのは知っていましたが、彼が行こうと言ったときは、なかなか渋いな…と思ったものでした。確か明月院というのが1番アジサイで有名とのことでしたが、あまりに人で混んでいるのは嫌だから、ということでこちらを選びました。ぎゅうぎゅうというわけではなかったのですが、こちらにも人はたくさん居て、カメラが趣味だった彼は、人のいないアジサイの風景を...

シルバーウィークの鎌倉観光で訪れました。花の寺としても、以前大泉洋主演の映画にもなった駆け込み寺としても有名です。連休と言う事もあり午前中早い時間から境内にも参拝者が多く見られます。境内はあまり広くはなく、奥に長い感じです。奥は墓地になっており西田幾多郎や岩波の創始者の岩波茂雄のお墓があります。建物のいくつかは墓所参りの信者さんや関係者以外は入れないものもあります。建物自体の魅力よりもお寺の歴史と...