卒業旅行に鎌倉に行った際、どうしても行きたかったのが円応寺。円応寺には地獄の裁判官である10人の王、十王像がある場所だった。日本でも大きな十王像がある場所は珍しかったためどうしても一度行きたい場所だった。しばらく緩い上り坂を上ると右手に急な階段が見える。敷地は存外狭いが奥に十王が安置される立派な建物がある。三方向から十王や奪衣婆、倶生神、人頭杖の像に囲まれその場はとても荘厳な雰囲気だった。特に中央の閻魔像は口を開き「笑い閻魔」と呼ばれており、冥府の王らしい独特の恐ろしさを感じられた。像にはそれぞれ詳しい説明が書かれており、初めてくる人でも理解しやすく楽しみやすいところのように思える。住職に書いてもらえる御朱印もどても堂々として御朱印帳の中でも存在感がある。
By 白鷺 (10代女性)2015年三月
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