鎌倉駅入り口の交差点に面していて、四季折々の草花が楽しめるためか、大巧寺はいつも行き交う人々でにぎわっています。境内を通って若宮大路から小町大路(辻説法通り)へ、あるいはその逆を行く人も多いようです。今回行ったときは、若い夫婦が特に多かったような気がしました。安産祈願に訪れたのでしょう。
さて今回の発見は、フヨウとムクゲの区別がつけられたことです。大巧寺には両方とも咲いていたので、実物を見て「なるほどそうだったのか」と納得できました。
フヨウとムクゲは花の形がよく似ていますが、葉の形が全く違います。フヨウの葉は五角形から多角形の掌状で、花と同じくらいの大きさです。一方ムクゲの葉は楕円形や卵型で縁にギザギザがあり、大きさは花より小さいです。
葉の形の違いについてはインターネットの画像で確認しましたが、大巧寺へ行くまでに実際に見たのはムクゲばかりでした。画像で見るよりも実物を見る方がはるかに区別をつけやすく、頭の中にも入りやすいです。
Lisa Aoki Sep 2017
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