山間にある真言宗の日石寺へ護摩祈祷を見に行きました。お寺の本堂の中には、火山岩に掘られた不動明王様がいて、その前で日曜日に護摩を焚きます。和尚様が３人がかりで、お経を読み、鐘を鳴らします。パチパチと火が燃える音と、檀家の皆さんも一緒になってお経を唱える声が、とても心地よく感じる行事です。地域に開かれ愛されている寺だと感じました。祈祷が終わると、参拝者にはメグスリノ木のお茶が振る舞われました。このお寺は目の病気を癒やす御利益もあって、メグスリノ木を煎じて出しています。もともと昔は目薬にも使われていた薬用植物なのだとか。ほんのりとした苦みがおいしいお茶でした。ちかくのお土産屋さんには、メグスリノキを使ったアイスクリームなどもあるようですので、今度味わってみたいと思いました。
三代目 (20代女性) ２０１６年冬
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