雄山神社

夜中12時過ぎに雄山神社に着くと、屋台が延々と並び、それらお店を眺めながら、参拝客の最後尾へ。参拝者が多く、毎年人の長い列ができています。分かっているのに毎年足を運ぶのですが、おじいちゃんとのんびりとした時間を過ごすのが楽しく、嬉しくて他愛のない話をしながら長々と続く列に並び、少しずつ歩を進めます。1時間くらい並びますかね？私たちの番がやっとめぐり、お賽銭を投じます。柏手を打って1年の感謝と何かお願いごとをしていたように思います。屋台で何か買って欲しいとも特に思わず、寒くてもずっと並んでそこにいる事に喜びを感じていたのでしょう。よく覚えているのは星空の美しさ。あぁ、星ってこんなに綺麗なんだなぁって思いましたね。真夜中になればなるほど、埃が地面に落ちてしまうのでしょうか。「私たちはこんなにも光輝いているんだよ。」と物言わぬ星が静かにささやいているように感じました。
By ぽてと (40代女性) 体験の時期：1995年頃でしょうか。