雑司ヶ谷霊園

雑司ヶ谷霊園

雑司ヶ谷霊園
東京豊島区の雑司ヶ谷霊園

 

住所:東京都豊島区南池袋4-25-1

 

交通アクセス
都電荒川線雑司が谷駅徒歩5分
有楽町線東池袋駅5番出口徒歩10分
副都心線雑司が谷駅1番出口徒歩10分

 

有名人の墓が多く、それを目当てにする他、鬼子母神堂や、雑司が谷七福神巡りとあわせていくといいかも。
まあ、管理人自身には、有名人の墓めぐりは、興味の対象外ではあるのだが


雑司ヶ谷霊園記事一覧

墓に彫られた文字は、画家有馬生馬の筆。「竹久夢二を埋む」まあ、管理人自身についていえば、ここで墓参をするよりも、根津の竹久夢二美術館にいくほうがいいんだけども。竹久夢二(1884-1934) 49才

夏目漱石の墓夏目漱石の墓は、雑司ヶ谷霊園の中にある。49歳で胃潰瘍で没する。18867-1916作品の中でも、登場人物が、雑司ヶ谷霊園に行く姿が書かれている。けっこうでかい。早稲田には漱石公園がある。「こころ」「三四郎」などの作品が書かれた場所だ

鬼子母神に行ったついでに、雑司ヶ谷霊園にも立ち寄ってみることにしました。霊園といえば墓参りするだけの場所だと思っていましたが、実際に園内に入ってみると、散策する人や犬を散歩させる人もたくさんいます。園内はきちんと区画整理されていて、墓の場所をわかりやすくするために「1-1-10」といった番地がついています。歩きながらあたりを見渡してみると、明治時代に建てられた古い墓もあれば、最近建てられた新しい墓...

管理事務所の近くに園内の案内図があったので、それを手掛かりに著名な文化人の墓に行ってみることにしました。まず行ってみたのは永井荷風の墓です。区画整理されているとはいえ、探すのは意外と大変でしたが、それでも何とか見つけられました。区画の中央に「永井荷風之墓」と刻まれた大きな墓石があり、向かって右側に「永井家之墓」と刻まれた、やや小さな墓石がありました。一見するとごく普通の古い墓ですが、割と新しい花が...

次に行ってみたのは、小泉八雲の墓です。案内図を見て、ぜひともお参りしたいと思いました。サークル活動で小泉八雲の怪談を朗読したことがあり、松江に旅行した時には小泉八雲記念館に行ったので、雑司ヶ谷霊園に眠る文化人の中でも特になじみがあったからです。さて行ってみると、区画の中央に八雲の墓があり、向かって左側に妻セツの墓、右側に小泉家の墓があります。こちらも古くから続いている代々の墓といった感じです。現在...

小泉八雲の墓参りを終えた後は大川橋蔵と泉鏡花の墓を回り、近くの案内板を見てみました。園内には案内板がところどころにあるので、自分が今どこにいるかがわかりやすくなっています。居場所を確認した後は、方向を変えて夏目漱石の墓に行ってみました。夏目漱石の墓はとにかく大きいです。区画を広く取ってあり、墓石もひときわ大きく目立ちます。新しい花がたくさん供えられていて、私のほかにもお参りする人が数人いました。こ...

このほか、竹久夢二や荻野吟子の墓にも行ってみました。竹久夢二の墓は、わざわざ案内板を設けて場所を示さないとわからないくらいに小さく、目立たないものでした。一方荻野吟子の墓は女性らしさや華やかさが目を引きました。広めに取った区画には墓標のほかに石像や石碑もあり、色鮮やかな花がたくさん供えられていたからです。さて、霊園を散策するというのは全く初めての経験でしたが、振り返ってみると案外悪くないと思いまし...