昭和の面影を残す、谷根千(台東区や文京区にまたがる、谷中、根津、千駄木地域)の下町散策の途中に立ち寄りました。周辺全体がお寺銀座といっていいほどお寺が集中している地区の中にあります。徳川家康の幼少時の師、日新上人が開山したお寺だからか、何とはなしに厳粛な雰囲気を感じました。お寺の敷地自体はさほど広くありません。ただしお寺の正門前の道が4車線くらいの幅があるため、その道も含めて境内のように感じられ、広々した印象を受けました。幼稚園に入る前、近くに住んでいました。近所のお寺の敷地内を友達と走り回って遊んでいた記憶がありますが、この瑞輪寺に関しては、遊び場にしてはいけない真面目な空間だと子供心に感じていました。
lucia 30代女性 2008年秋