齋田記念館で開催された「齋田家と世田谷代田の歴史」を見た後に行ってみました。代田八幡神社では毎年1月に代田餅搗きが行われますが、その保存維持に齋田家の13代が尽力したそうです。代田餅搗きの写真をインターネットで見たところ、にぎやかで楽しそうな感じがします。境内は素朴な雰囲気がある一方で、かつての村の鎮守としての存在感もあります。拝殿の正面にある天明5(1785)年奉納の明神鳥居は、小さいながらも歴史を感じさせ、味わいのある建造物でした。ところでこの神社のユニークなところは、境内が歩道橋につながっていることです。歩行者は環七通りに面した大鳥居(拝殿正面の鳥居とは違います)をくぐり、石段を上りきったところで歩道橋を渡ります。私が行ったときも、一見参拝客のような人が何人も神社を通って歩道橋を渡っていました。
あおき・リサ (40代女性) 2016年12月後半