毎年1月7日に子供流鏑馬という東京都の無形民俗文化財に指定されている行事があります。これは男児が木馬にのり弓を的に向けて放つというもので、息子が参加したので見物にいきました。毎年100人近くの参加者があるようですが、数日前に順番を決めるくじ引きがあります。そこで息子は2番を引き当てました。近くに住んでいた祖母にこの事を報告すると「大変貴重なことだ。」と非常に喜んでいたのを覚えています。また10番以内のクジを引いた人は、当日清酒1升を神社に奉納するしきたりであるとの事で、前日神社近くの酒屋へ清酒を買いに行った際、子供流鏑馬で2番を引いた事を話すと、そこでも大変名誉なことだと言われたことを覚えています。もう7〜8年前の事になりますが、この年の子供流鏑馬で息子がもらった破魔矢はいまでも我が家に保存してあります。
By KUKURE(50代男性) 体験時期:2007年正月