「紅葉寺」として知られるこのお寺には、紅葉の時期にぜひ行ってみたいと思っていましたが、12月になってようやく実現しました。ところが境内がそれほど大きくないためにモミジの木は意外と少なく、しかも見ごろを過ぎていました。葉がかなり落ちていたのです。他方でお寺の周辺に目をやると、石神井川に沿ってモミジの木がたくさんあります。こちらの紅葉は見ごろでした。またお寺の近くの橋は紅葉橋といって、欄干はモミジをあしらったデザインです。このほか近くの学校の名前やスーパーの店名にも「紅葉」がついています。お寺の付近一帯は、八代将軍徳川吉宗の命でカエデが植えられた、という歴史があるそうです。まさに地域全体が紅葉だらけ。そんなわけで、紅葉は金剛寺で楽しむというよりも、周辺の地域全体で楽しむものだと考えてよさそうです。
アオキりさ (40代女性) 2016年12月初め