亀有ならではといえるものがある
アリオ亀有で映画を見た後にお参りしました。
まず目についたのは、鳥居の前に鎮座する一対の狛犬ならぬ狛亀です。葛飾区の有形文化財を復元したもので、一方が口を開いた阿形で、もう一方が口を閉じた吽形になっています。なかなか凝った演出です。
鳥居をくぐると左手に「こち亀」の両さんの像がありました。亀有といえばやはり「こち亀」こと「こちら葛飾区亀有公園前派出所」が有名で、区内のいろいろな所に両さんの像があることは知っていましたが、まさか神社にまであるとは思っていませんでした。漫画の中では、香取神社が時々出てくるそうなので、「こち亀」を改めて読んでみたくなりました。お参りする数日前に展覧会で見た一条ゆかりの漫画よりも、ずっと興味をひかれます。
そしてもう一つユニークなのは、サッカーゴールの形をした絵馬掛けです。区内のサッカークラブチームが必勝祈願に参拝したことが縁で奉納されたそうです。サッカーゴールと神社は一見すると何のつながりもなさそうですが、勝負事や足腰健康にご神徳のある香取神社にふさわしい絵馬掛けだといえるような気がします。
さて境内全体の印象としては、江東区亀戸の香取神社や越谷市の香取神社に共通する、明るい雰囲気がありました。いずれも交通量の多い道路沿いにあり、経津主大神を主祭神としているからなのでしょう。その一方で亀有香取神社には、狛亀、両さんの像、絵馬掛けなど亀有ならではといえるものがあります。
Lisa Aoki Dec 2018
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