草加神社へ行こうと思ったきっかけは、5月9日に放映されたNHK総合テレビ「おはよう日本」です。番組の中の「まちかど情報室」というコーナーで、草加神社の宮司が、ほこりと砂利の両方を掃けるほうきを使っているところが紹介されていたのです。このほうきは柔らかい穂先と硬い穂先がセットになっていて、柔らかい穂先でほこりなど柔らかいものを掃き、硬い穂先で砂利といった硬いものを掃けるようになっています。それにしても、宮司はどのようにほうきを見つけて、どのようないきさつでNHKの取材を受けることになったのか、一視聴者として知りたいところです。
さて実際に行ってみて、「社殿のたたずまいはテレビに映っていた通りだ」と確認したところで、今度は意外なものを見つけました。社殿の横に、以前に一度お会いした方の名前で幟が奉納されていたのです。これには驚きました。その方とは、草加市内の会社の社長です。幟から、会社と地域とのつながりが垣間見えるような気がしました。
草加神社の全体的な印象は、路地裏のような所にあるにもかかわらず、明るく開放的な感じです。たぶん周りに遮るものが少ないためでしょう。参道の並木と、その横に展示されているSLが個人的に気に入りました。
Lisa Aoki May 2018