行く前に地図を見たところ、境内がまずまず広いので、それなりの規模と格式のある神社ではないかと思いました。
道路から階段を上ると、石造りの一の鳥居に着きます。その奥には木製の二の鳥居があり、さらに奥に進むと社殿があります。社殿の裏手には、氷川天神社、稲荷社、第六天社、三峰神社、桜稲荷社、白山神社と境内社が並んでいます。社殿の前の解説板には、明治時代に村社に列せられたことや、本殿は見世棚造で、川口市の文化財に指定されていることなどが書かれていました。
実際に足を運んでみても、以前はそれなりに格式を誇っていたのではないかと思わせるところがあります。しかしながら境内には人の気配がまるでなく、どこかさみしい感じがしました。
さて境内を出ようとしたとき、1匹の白黒猫に出会いました。私は神社仏閣に行くと時々猫に出会いますが、まさかこのように人のいないところで遭遇するとは思っていませんでした。同時に、猫がいたことでさみしさが紛れて、どこかほっとした気持ちになれました。
Lisa Aoki Oct 2017