東福寺

まず駐車場に車を止めると、七福神の像が目に留まりました。地面にラインを引く代わりに、7体の像をそれぞれ車1台分の間隔で並べているところが、なかなか凝った演出だと思いました。駐車位置のおおよその目安になり、最大で6台止めることができます。境内はとにかく仏像でいっぱいでした。大日如来、不動明王、金剛力士像、十王、守り本尊、四天王、釈迦降誕、釈迦涅槃、水掛け観音、六地蔵など、境内のあらゆるところにさまざまな種類の仏像があります。ほとんどの仏像が新しいものでしたが、それでも見ているだけで面白く、気が付くと写真を50枚以上撮っていました。ユニークだと思ったのは十王です。10体それぞれの像の下に「五七日(地蔵菩薩) 閻魔王」「一周忌(勢至菩薩) 都市王」というように、本地仏と対比させた形で十王の名前が載っていました。十三仏の像は他のお寺で見たことがあり、話を聞いたこともありますが、十王の像をまとまった形で見たのは初めてでした。像そのものは新しいながらも、他ではなかなか見られないと思います。
あおきリサ (40代女性) 2017年1月下旬


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