長徳寺

「意外なところに、意外と立派なお寺があるなあ」というのが率直な感想です。このお寺は外環道や産業道路(県道川口・上尾線)の近くにありますが、幹線道路から少し奥に入ったところで、案外わかりにくいです。周辺に看板やロードサインの類は全くありません。私は近くを何度も通ったことがありますが、お寺の存在には気づきませんでした。境内は広く、古い木造の建物や古木、岩石などが、どっしりと落ち着いた趣のある風景を織りなしていました。見どころも、県指定天然記念物のビャクシンをはじめ、長徳寺中興の祖・龍派禅珠の墓、代官熊沢家の墓、三重塔などたくさんあります。個人的に特に気に入ったのは、中門の裏にある彫刻です。木製の扉の裏側に獅子や童子などが彫られていて、境内のどっしりした雰囲気の中に、素朴な親しみやすさを添えていました。
By あおきリサ (40代女性) 経験・体験の時期:2016年1月後半


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意外なところに、意外と立派なお寺がある (長徳寺 川口市)関連ページ

常緑樹が多く、紅葉とはまた違った趣 (大智山 長徳寺 川口市芝)
境内にはカエデもイチョウも見当たらず、ビャクシンなど青々とした木ばかりが目につきました。とはいえ、がっかりすることはありませんでした。紅葉を楽しめるお寺とは、また違った趣