元郷氷川神社は住宅や町工場が混在する中にあり、場所がややわかりにくかったものの、境内は明るい雰囲気に包まれていました。「しあわせの宮」と称されるだけのことはあります。社務所の対応もよく、こちらの質問に丁寧に答えてくださいました。これに気をよくした私は、御朱印に興味がなかったにもかかわらず、社務所で目についた「川口九社詣 勾玉巡り」の御朱印帳を買ってしまいました。
「川口九社詣 勾玉巡り」は、地図上で川口市内の主要な神社9社を線で結ぶと勾玉のような形になることから名付けられたもので、2017年11月にスタートしました。9社すべての御朱印を集めると、満願達成の記念品がもらえるそうです。すでに達成した人の御朱印帳の写真をSNSなどで見かけることはありますが、特に期限は決められていないので、自分なりのペースで満願を目指そうと思います。
さて境内で特に印象に残ったのは、社務所の裏に並んでいる境内社や古い石碑です。渋くてあまり目立たない存在ですが、神社の歴史や格式、そして昔の庶民の信仰ぶりなどが感じられました。