蓮馨寺

丁度、桜が見ごろだったので毎年花見に行っている蓮馨寺へ行きました。この時期は川越全体で春まつりをやっていて、川越内にある様々なお寺でイベントをやっています。蓮馨寺もその一つで、花見に行った日は偶然にもライトアップのイベントの日でした。タイミングよく蓮馨寺についたのは夕暮れ時でライトアップスタートの時間ちょっと前。境内にあるお団子屋さんは完売次第閉店のため残念ながらすでに閉まっていたので、菓子屋横丁で買った持ち歩きせんべいを食べつつ夕暮れ時の日差しに照らされる頭上を覆い散り始めた満開の桜を眺めてライトアップを待っていました。ライトアップといってもよくテレビで紹介されるような夜に桜を浮かび上がらせるような強いライトではなく、参道や手水に電池式のものではありますが蝋燭を等間隔に並べていくものです。日が傾いてうす暗くなるにつれてゆらりと揺れるろうそくの明かりが際立ち柔らかく参道を照らしていきます。手水では夕闇の中で手水にデザインされている竜やライトが桜浮く水面に写しだされ幻想的な光景でした。夕暮れ時の明るい時からうっすら暗くなっていく瞬間は境内も蝋燭も合わせて見ることができてとてもきれいで、どんどん暗くなっていくのが惜しい瞬間でした。川越春まつりのサイトを調べてみたら今年もライトアップをやるようです。他にもう一か所でもやっているようなので今度はカメラを持って行ってみようかと思っています。
柚希 20代 女性
2014年4月5日土曜日の体験