吉野 桜本坊

桜本坊

住所

奈良県吉野郡吉野町吉野山1269

宗派

金峯山修験本宗

寺格

別格本山

本尊

神変大菩薩

創建年

伝・天武天皇2年(673年)

開基

伝・天武天皇

札所等

役行者霊蹟札所

文化財

役行者像・釈迦如来坐像・地蔵菩薩坐像(国の重要文化財)

その他

桜本坊のギンモクセイ(天然記念物)


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桜本坊記事一覧

桜本坊は吉野山の中千本にあり、最寄り駅は近鉄吉野線の近鉄吉野駅です。京都駅からは有料特急で1時間40分で到着します。大阪からは大阪阿部野橋駅から1時間15分で到着です。名古屋方面からは近鉄大阪線の大和八木まで有料特急を利用し、そこから近鉄橿原線に乗り換えて橿原神宮駅まできます。近鉄吉野線に乗り換えて、終点が近鉄吉野駅です。名古屋からだと有料特急を利用して約3時間ほどかかります。車で来る場合、桜本坊...

近鉄吉野駅を出ると、少し前方に吉野山大峯ケーブルがあります。このケーブルは昭和初期から建設が始まったのですが、昭和4年の3月12日に開業し、初めてのお客様をお乗せして吉野山を上がっていきました。ちなみにその時の片道運賃は15銭!ちなみに現在は片道運賃は360円、往復運賃で610円です。吉野で一泊するなら別ですが、通常は往復乗る事になるので、まとめて買っておいた方がお得ですね。そしてこのケーブルは、...

桜本坊は山伏の殿堂と言われるほど、多くの仏像などが安置されているお寺です。大峯山護持院であり、5箇院の1つに数えられています。金峯山修験本宗別格本山で、古くは万葉時代に創建されたお寺といわれています。このお寺が山伏の殿堂と言われるゆえんとなった仏像ですが御本尊は、本堂にある役行者神変大菩薩であって、鎌倉時代のものとなっており、国の重要文化財の指定を受けています。その他にも、金剛蔵王大権現像や大日大...

桜本坊は天武天皇2年(673年)に天武天皇の勅命によって開かれたお寺です。天武天皇がみた夢占いで桜が咲いていた場所に建てられたという事ですが、今は修験道の根本道場となっています。また勅願所ともなっています。夏には大峯奥駈修業が行われたり、宿坊も開かれているという事です。また、文禄3年(1594年)には豊臣秀吉が吉野で花見の会を開きます。その時には甥の関白の秀次の宿舎として、この桜本坊は使われたそう...

この桜本坊の創建には、桜の木が大きく関わってきます。万葉時代の天智10年、天智天皇の弟である大海皇子は、吉野の離宮である日雄殿(ひのおでん)にて修行をしていたある日、一本の桜が咲き誇るといった夢を見ます。目が覚めた大海皇子が前方の山を見ると、冬だというのに一本の桜の木が花を咲かせていたそうです。不思議に思って大海皇子は遊め占いの判断を頼みます。頼んだのは、役行者の高弟である日雄角乗(ひのおかくじょ...