瑞花院

古い瓦が歴史の証人 参拝記 3/5

瑞花院 庭

この瑞花院は、改修工事の時に古い瓦が沢山出てきて、そこには嘉吉3年(1443年)の棟木銘があったそうです。なんと瓦43枚にヘラ書きでかかれ炊いたそうで、これによって建立自体というのが、明らかになったと言われています。古い瓦が、まさに歴史の証人なのですね!ちなみに、その瓦を作った瓦大工は、橘吉重といい、法隆寺や薬師寺、唐招提寺などの瓦も手がけているそうです。今ならでも有名なお寺と同じ瓦大工が関わっているとは!
この瑞花院のある橿原市は、同じ様式の本堂が多く残っているそうですが、時代がはっきりと分かるような、古い瓦に刻銘があるお寺は他にはないそうです。また、この辺りでも最も大きなお寺だそうで、細部装飾にも凝っているという事だそうです。
明治40年(1907年)には国の特別保護建造物の指定を受けており、後に国の重要文化財となりました。また、大正〜昭和と二回に渡って修理が行われています。そうですよね、これだけ古いものですから、やはりメンテナンスというか補修工事は必要なのでしょう。
本堂の周りはきれいに整えられていて、すがすがしい空気に満ちています。なんだかお参りしただけで、私自身も清められたような気分になりました。



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