勝福寺

管理人の飯泉山 勝福寺参拝記

飯泉山 勝福寺への参拝は、平成30年(2018年)10月24日のことでした。
この日は、鎌倉の 3番札所の安養院 田代観音からスタートして、4番札所 海光山長谷寺 長谷観音に参拝。その後は鎌倉駅、大船駅、小田原駅と移動しました。尚昼食は大船、小田原間の30分で駅弁を食べ、時間を節約しました。

 

さて小田原から勝福寺へのルートです。
大船からの車中で調べたところ、google mapで3種類のリコメンドがありました。

 

小田原駅から小田急線で一駅先の足柄駅へ出て徒歩。
小田原駅から伊豆箱根鉄道大雄山線で一駅先の五百羅漢駅へ行き徒歩。こちらのほうが小田急線の足柄駅より徒歩が短い。
そして小田原駅より手前(鎌倉より)の鴨宮駅からバス。

 

鴨宮駅からバスは気が進みませんでした。小田原駅知っている名前なんですが、鴨宮という駅は初耳です。時間的な制約があるとリスク怪訝のためにはやはり知っているところに気持ちが動いてしまいました。
小田急線か伊豆箱根鉄道大雄山線の選択ですが、これは到着予想時刻で選んだと思います。小田原駅からの出発がはやく、結局到着予想が早かったのが小田急です。

 

小田急線の普通にのって足柄駅へ、小さな駅ではありますが、ど田舎で何もないという駅ではありません。住宅が並んでいます。
徒歩で住宅街を抜けて幹線道路へ。天気も良く気持ちよく酒匂川の橋を渡り、さらに川沿いなどを少々、飯泉山 勝福寺が見えてきます。
勝福寺の前にあったバス停は飯泉。飯泉山ってこういうことでしたか。

 

仁王門を抜けて本堂へ向かう途中に、二宮金次郎さんの銅像がありました。そうかぁ、そういえば、ここ小田原には報徳二宮神社があったよなぁ。

 

ここ勝福寺と、飯泉の鎮守である八幡神社の境内は、なんというか明確な境界がないようでした。神奈川県教育委員会の解説看板には神仏習合の面影と書かれていました。道祖神がけっこう目につくのも、その一環なんでしょうかね。

 

納経所は少し迷いました。本堂向かって右方面の少々離れた場所にありました。

 

参拝、納経を終えて次をどうしたものかと、google mapで調べました。できれば、6番札所 飯上山長谷寺 飯山観音に行きたいものです。調べるとけっこうかかります。駅からの距離があり、16時過ぎの到着になりそうです。
うーん、微妙。参拝はできるかもしれませんが納経所が開いているかどうかは微妙な感じの時間です。さらに、こういう場所になると帰りのバスも不安です。参拝、納経している間に最終バスが終わってたりすると、かなり悲惨なことなります。

 

今日はまだ早いですが、坂東三十三所観音霊場めぐりはここまでにしておきましょう。
そうえいば小田原という場所は通過したことはそれこそ何十回とありますが、駅をちゃんと歩いたりしたことはありません。せっかくここまで来ているのですから報徳二宮神社のある小田原城でも見て帰ることにしましょうかと、気持ちを切り替え仁王門を出ました。来る時は電車+徒歩でしたが、目の前にバス停があります。見るとけっこう本数が出てます。
google mapで出てきた鴨宮駅からのバスとは別のバス路線のようです。しかも今14:04 だったのですが、14:05に小田原駅行きのバスが出るようです。所要時間不明で、もしかしたら小田急線足柄駅まで戻って電車に乗ったほうが早いのかもしれませんが、ここはちょっとだけ変わったことにトライしましょう。もう先は急ぎませんので、遅れてもそれほど痛手にはなりませんし。
やってきたバスはパスモ、スイカが使えて250円。それほどひどい渋滞もなく、また小田原の繁華街をバスで見ることもできて、管理人にとってはなかなかよい選択だったと思います

 

小田原城の見学については、ここには書きません。報徳二宮神社のところに書いておきます。
帰路は小田急線かJR東海道線か新幹線があり迷いましたが、結局板橋区に住んでいる管理人は、JR東海道線 湖南新宿ラインで池袋まで乗換なしの魅力をとりました。

 

 

基本情報

坂東三十三観音霊場 5番札所
飯泉山 勝福寺 しょうふくじ
飯泉観音 十一面観世音菩薩
真言宗東寺派 古義真言宗
神奈川県小田原市飯泉1161

 

かなはねば
たすけたまへと
いのるみの
ふねにたからを
つむはいひづみ

 


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