まず目についたのは、山門横の大きなイチョウの木です。黄色い葉をたくさんつけていて、まさしく見ごろを迎えていました。それから法華堂の前のモミジは紅葉を迎えつつあるところで、古い木造の法華堂と組み合わさるとなかなか絵になる光景でした。イチョウの黄色とモミジの赤を一度に楽しめたので、非常に良いタイミングでお参りできたと思います。イチョウとモミジは、晩秋から初冬にかけての一番の見どころだといってもよいでしょう。また六地蔵と子育て地蔵は、赤い帽子と前掛けに加えて丈の長い衣をまとっていて、季節感が表れていました。赤い衣をすっぽりまとって顔だけを出している地蔵像を他のお寺で見たことがあるので、地蔵像に冬服を着せるお寺は探せばまだまだあるような気がします。このほか、本堂前の日蓮上人像と四天王像はかなりの迫力がありました。
アオキ・リサ (40代女性) 体験時期 2016年11月後半