若いころ添乗員をしておりました。その時に依頼があったのが隣県の曹洞宗住職と檀家さんを案内して「大本山永平寺に宿泊する」と云うもの…。旅行業界では良くあることなのですが、私自身は初体験でしたのでおっかなびっくりで旅支度をしたことを覚えています。永平寺に着くと先ずその荘厳な雰囲気に圧倒され(この時が初めての永平寺でした)いつもよりも気を使いながら宿泊手続きを致しました。夕食は精進料理。私も住職と檀家さんとともに黙々と(これも修行のうちです)食べ、風呂に入って就寝。夜の9時前だったと記憶しております。大部屋で枕は丸太です。10数人ずつ丸太を共有して枕にして就寝するのです。で、朝5時頃。その枕が「か〜〜〜ん!!!」ハンマーの様なもので叩かれ、その衝撃で全員が起床。顔を洗って本堂に集合して朝の修業が始まります。住職は「毎日やっていた♪」とおっしゃっていましたが、大変な仕事だなとつくづく感心しました。
By 高麗人参茶40代男性 時期:1997年ごろ
檀家さんと一緒に修業した(曹洞宗永平寺 吉田郡永平寺町)関連ページ
- 大阪に帰る高速の途中で寄り道 永平寺
- 父は永平寺にずっと行ってみたかったらしく、車の中で「永平寺は修行がすごく厳しいお寺だ」「冬は雪がすごくて毎年瓦を変えないといけない」など 福井県吉田郡の永平寺の参拝記。住所、宗派、交通アクセス、開門時間、駐車場、パワースポットなどの情報と、個人的な体験、食事、宿などの話題も
- 永平寺で修業体験 (吉田郡永平寺町)
- 若い雲水さんがガイドしてくれて永平寺の解説やそれぞれの建物の案内などをしてくれました。見どころが多いのでじっくり境内をまわり
- 約10キロ歩いての巡礼 (永平寺 吉田郡永平寺町)
- 自宅から永平寺へは、10キロ以上あると思いますが、巡礼を決心しました。ところどころにある自販機で水分補給をしながらひたすら、田舎道を歩きました。朝から出かけましたので、
- 永平寺で除夜の鐘を鳴らしました (吉田郡永平寺町)
- そういえば永平寺で新年を迎えたことがないなと思い、除夜の鐘を鳴らしに永平寺におまいりしました。駐車場探しに悪戦苦闘しながら永平寺の敷地内に入ると