永平寺

若いころ添乗員をしておりました。その時に依頼があったのが隣県の曹洞宗住職と檀家さんを案内して「大本山永平寺に宿泊する」と云うもの…。旅行業界では良くあることなのですが、私自身は初体験でしたのでおっかなびっくりで旅支度をしたことを覚えています。永平寺に着くと先ずその荘厳な雰囲気に圧倒され(この時が初めての永平寺でした)いつもよりも気を使いながら宿泊手続きを致しました。夕食は精進料理。私も住職と檀家さんとともに黙々と(これも修行のうちです)食べ、風呂に入って就寝。夜の9時前だったと記憶しております。大部屋で枕は丸太です。10数人ずつ丸太を共有して枕にして就寝するのです。で、朝5時頃。その枕が「か〜〜〜ん!!!」ハンマーの様なもので叩かれ、その衝撃で全員が起床。顔を洗って本堂に集合して朝の修業が始まります。住職は「毎日やっていた♪」とおっしゃっていましたが、大変な仕事だなとつくづく感心しました。
By 高麗人参茶40代男性 時期:1997年ごろ


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