宮薙の由来は田植えの無事終了を祝い農繁期が過ぎた7月14日に神社の境内を掃除する日となっております。この行事は昔から年行事で7月14日と決められていたようですが、時代の変化、昔の茂呂神社は田圃と畑に囲まれ、氏子達のほとんどが農業に従事されていた方ばかりでしたが、50年位前から田圃、畑をつぶし宅地造成が始まり、今では東京近郊のいわゆる千葉都民が暮らす街へと変化してしまいました。氏子衆の皆さんも会社勤めをする方へ世代交代。7月14日が休日に当たれば氏子衆が皆さん参加して宮薙が行えるのでしょうが、なかなか平日にお休みの取れない昨今、最近の宮薙は一部の現氏子さんと元氏子さんが少人数で行っていたようです。氏子さん全員参加型の宮薙にするにはと考えた総代が、近隣の神社に聞いて回ったところ、今の時代日付にこだわらず、7月14日に一番近い休日に行われている事がわかり当神社も本年からこの方式を取り入れるようです。小さな神社は日本全国でこの流れのようです。昔からの決められた年行事を氏子衆の都合で変えてしまうのも何故か寂しいきも致します。新米の氏子が書きましたし。
とくさん (50代男性) 平成29年4月16日茂呂神社定期清掃の時の総代からのお話
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