鳥居をくぐってまず目についたのは、行徳町道路元標と猿田彦大神の石碑です。神社は行徳街道と寺町通が交差する場所の近くにあるので、道に関係する石造物が設置してあるというのには合点がいきました。
そして拝殿に参拝した後、右手に目をやると、境内社の小さな社殿が並んでいます。右から順に道祖社、水神社、金刀比羅社とあります。さらに金刀比羅社の左隣には力石があり、その左隣には稲荷社があります。また近くには御神木とおぼしき大木が生えています。
この神社には社務所がなく、境内も広いとはいえません。おそらく他の神社などが管理しているのでしょう。とはいえ小さいながらも境内社や石碑、力石などがあって、手入れがきちんと行き届いている様子に好感が持てました。