鶴喰若宮八幡宮

私が住んでいる集落(青森県の小さな町です)は山に面していて、その山の中腹には、神主のいない小さな神社があります。氏子でもある町内会が管理していて、毎年4月に例大祭が執り行われます。この町内会には、江戸時代から続く郷土芸能の鶏舞があり、私の娘が参加しています。昨年と今年は、例大祭の時に子供の踊り手を中心に鶏舞を奉納することになり、私の娘もそれに参加しました。巨木に囲まれた参道の山道にはまだ雪が残り、長い階段を息を切らして上って行くと、思いの他立派な社殿には、すでに多くの人が集まっていました。式典の後で、社殿横の少し広い場所で鶏舞が奉納されました。鶏舞を奉納する意味は正直私にはわかりませんが、娘が成長して地元を離れて行っても、故郷を愛する良い思い出になってくれればと思います。
By こたまねこ (40代女性) 体験時期:2015年4月、2016年4月


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