山形県内に住んではいるものの、これまで山寺を訪れたことがなかったので、紅葉の時期に初めて訪れてみました。登山口に行った時には既に夕方で、係の方から「往復で1時間ほどかかりますが、あと45分ほどで日が暮れます。街灯はありませんので、お早めに下山して下さい。」と言われました。暗くなっては困ると思い、石段を必死に登りました。紅葉の時期ではありましたが、下の方は緑の林がしばらく続いており、芭蕉が“閑さや…”と詠んだ場所は、とても荘厳な雰囲気でした。なんとか五大堂までたどり着き、眼下を見渡すと、絶景が広がっていました。山々が連なり、その間に家があって、のどかな里山の雰囲気でした。夕日に照らされて黄金に輝く山並みがとても印象的でした。
Otera (40代女性) 体験時期 2016年10月29日
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