興福寺

住所

奈良県奈良市登大路町48番地

山号

なし

宗派

法相宗

寺格

大本山

本尊

釈迦如来

創建年

天智天皇8年(669年)

開基

藤原不比等

札所

西国三十三所9番(南円堂)
南都七大寺2番
西国薬師四十九霊場4番(東金堂)
神仏霊場巡拝の道16番
大和北部八十八ヶ所霊場札所 第62番 十三鐘菩提院

文化財

五重塔・木造弥勒仏坐像・乾漆八部衆像ほか(国宝)
南円堂・木造薬王菩薩・薬上菩薩立像ほか(重要文化財)
世界遺産


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興福寺記事一覧

もう15年ほど前になりますが、節分に友人と3人で興福寺の豆まきを見に行きました。時代物のお面をつけた鬼役の人がお寺の舞台のようなところを走り回って寸劇のようなことをしていたように思います。夕闇の中で行われたその様子は幻想的でさすが古都奈良で受け継がれている行事だなと感動したのを覚えています。ひとしきり鬼退治のようなことがすんだら、豆まきがありました。とはいっても、豆をばらまくのではなく、豆がはいっ...

阿修羅様が見ている。 (興福寺)ご朱印帳巡りをする方がすっかり多くなりましたね。私もその一人。名古屋から少しずつ始め、徐々に足を延ばし京都でのご朱印帳巡りもひとしきりして、奈良に足を延ばすことに。奈良に行くなら、阿修羅様に一目会うのは必然。あの凛々しくも儚げな阿修羅様にご挨拶をしなければ始まりません。とはいえ、阿修羅像擁する興福寺もご朱印帳巡りにぴったりのお寺で複数個所に納経所があるんですね。まず...

奈良の素晴らしさを改めて知り、感動しながら興福寺へと歩いて向かいました。東大寺から新薬師寺へずっと歩いていたので、結構足が痛くなっていました。少し遠回りしながら、友人と色々なことを話すうちに気が付いたら興福寺へと辿りついていました。興福寺は、藤原鎌足を祖とする藤原氏の氏寺として栄えた場所です。世界遺産にも登録されており、2010年には創建1300年を迎えました。私は、興福寺にきたからにはまず阿修羅...

興福寺では、室町時代に再建し、奈良公園のシンボルともいえる五重塔を眺めました。また、巨大な不空羂索観音坐像をまつる南円堂をはじめ、東金堂も訪れました。御朱印は2種類ほどいただきました。ゆったりとした時間を興福寺で過ごすことができました。猿沢池を眺めながら、ならまちの方に向かい、少し早めの夕食にしました。たくさん運動したあとに、夕食でいただくお酒がとても美味しく最高でした。お腹も心も良い気持ちでいっ...

興福寺へは、近鉄奈良線奈良駅から、歩いて約10分くらいです。JR奈良駅からも行けますが、近鉄奈良駅とJR奈良駅は、約15〜20分ほど離れた距離で、JR奈良駅の方が遠いので、やはり近鉄線の方が便利でしょう。大阪方面からも京都方面からも1時間前後で来る事ができるのが、奈良駅です。近鉄奈良駅を降りると、奈良の街の案内マップや、表示が出ているので、あまり迷う事はないでしょう。駅の外のロータリーには常にタク...

興福寺というと、国宝がある事で知られていますが、そのうちの一つが五重塔です。ゆっくり興福寺に向かうと見えてきました、五重塔が!奈良というと、関東の中学生の修学旅行先が京都・奈良になる事が多いのですが、私が初めて興福寺の五重塔を見たのはまさに中学生の修学旅行です。奈良は京都に比べて地味ですが、その地味な感じがいいなと中学生の時に思ったのを覚えています。あの時に五重塔を見てから、いったいどのくらいたっ...

興福寺の五重塔は国宝でもありますが、「古都奈良の文化財」の一部として、世界遺産でもあるのです。世界遺産と聞くと、やっぱりすごい!とついつい思ってしまう私は肩書きに弱いのでしょうねえ。藤原鎌足の妻が病気になり、その快癒を祈願して京都の山科に建てられた山階寺が、興福寺の始まりだったと言われます。そのお寺が、平城遷都が行われた和銅3年(710年)に鎌足の子不比等によってこの地に移され、そしてお寺の名前も...

五重塔の目の前に来てみると、確かに中学生のころに見た覚えがあるのです。懐かしい〜!全く変わりがないように見えますが、2010年の線と1300年にあわせて修復をしていたそうで、一時期は五重塔を見れなかったそうです。私は全く変わらないなあと思いますが、実際にはお色直しをしっかりしているのですね。五重塔の隣には、東金堂という建物がありますが、こちらも国宝だそうです。つまりここに来ると、二つの国宝の建築物...

興福寺の敷地を歩きながら、他に国宝堂や北円堂から南円堂へと散策を楽しみます。そして猿沢の池の周りを通利ました。猿沢の池やこの周辺は、8月になったら燈火会といって、まあるい筒にろうそくを入れて灯すそういった催しものがあるのです。その時にはまた母と来てみたいなあ、と思いました。家族で日にちは違うけれど同じものを見て、同じように感激するのもなんだか不思議な気がします。また、一緒に来てみて、一緒に感激して...

山号寺号十三鐘菩提院宗派法相宗本尊阿弥陀如来住所奈良市高畑町1126札所等大和北部八十八ヶ所霊場札所 第62番コメント興福寺の一部。昼夜十二時に加えて、早朝勤行にも打鐘されたところから「十三鐘」と言われるようになった。大御堂前庭には、春日神鹿をあやまって殺傷した少年、三作君を石子詰の刑に処したと伝承される塚がある。鹿と人間、どっちが大事かなんて、今日であれば議論の余地はない。権力者の裁断、処罰の基...

春の暖かさに誘われて奈良市内へと電車で出かけました。車のほうが便利なのですが、奈良市内は駐車場も少なく、また料金も高いため、JRにて奈良駅へ向かうことに。天気は上々、気温もあったかい日でした。最初は奈良まちへ、奈良まち資料館を訪問し、ここで開催されている絵本の展示会を見るためと、妖怪の絵を描いている作家がいるため会いに行ったのですが、残念ながら会えずじまい。そのご徒歩にて猿沢野池、北円堂を経て奈良...

国宝や重要文化財に溢れる興福寺。大改修を終えたばかりで、お寺の国宝館などもが新しくなって、展示も見やすくなりました。 おすすめの仏像が2つ。ひとつは、有名な阿修羅像です。3つの顔の表情の違いや、細身で美しい体の線は大変優雅です。もうひとつは、仏頭。白鳳時代に造られたものです。鼻筋が通っていて、丸くふくよかな顔をしています。もともと山田寺のご本尊でしたが、鎌倉時代に興福寺に運び込まれたそうです。でも...

奈良県民です。ありがたいことに、節分の豆まきがあちこちのお寺で行われますので、真冬の寒い中、お出かけ行事の一つとなっています。 そんな中、平日は仕事でなかなか参加できる豆まきがない!と思いきや、興福寺は夕方に開催されるのです。会社の外国人友達グループを誘い出し、みんなでダッシュしましたが、すでに興福寺前は大量の人、特におじいちゃんおばあちゃんだらけ! 18時半からの追儺会(ついなえ)(鬼追い式)に...