階段を上がって往馬大社へ
生駒大社として知られているこちらの神社の正式名称は、往馬坐伊古麻都比古神社（いこまにいますいこまつひこじんじゃ）と言います。別名を往馬大社・生駒神社とも呼ばれているこの神社の歴史は古く、創立年代は定かではないそうです。しかし日本有数の古社として知られていて、生駒谷十七郷の氏神として鎮座し、奈良県内では他に大神神社や石上神宮と同じように神奈備（かんなび＝生駒山）をご神体としてお祀りしています。境内は森で囲まれていますが、鎮守の杜として今でも大切にされていて、奈良県の天然指定記念物となっています。ツブラジイ（コジイ）アラカシ・クロガネモチ・カナメモチ・リンボク・榊・楠・杠・杉等の木々が植わっています。
往馬大社に参拝するには、参道でもある長い階段を上がっていきますが、その周りを木々が取り巻いています。こちらが奈良県の天然指定記念物となるのですね。何だか古い昔の森が思い出されるような、そんな森なのです。階段を上がって上の方まで行くと、ようやく往馬大社に到着する事ができました。
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