日本最古の厄除け霊場の松尾寺 Takomin 参拝記 3/5
松尾寺の歴史は古く、養老2年(718年)天武天皇の皇子の舎人親王が、勅命で日本初期を編纂される事になった時、ちょうど42歳の厄年であったため、日本書紀の無事の完成と厄払いを兼ねて願をかけて建立されました。そのため、日本最古の厄除け霊場と言われています。
また、舎人親王が松尾山に参詣修行をして、ご祈願の養老2年の2月初めの牛の日、東の山に紫の雲がたなびき、千手千眼観世音菩薩が天から降りてご出現されたそうです。これが「松尾山縁起」と言われ、国運隆昌・国体安穏を祈祷されるお寺として知られるようになります。その事から、皇室関係の方々もやってくるようになり、後水尾天皇に至っては御持仏の如意輪観音下されたという事です。
ご本尊の千手千眼観世音が厄除け観音だそうで、こちらは秘仏となっています。どうか私達の厄も払ってください!とお願いしながら、参拝を済ませました。
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