関山 中尊寺

奥州平泉にある中尊寺には今まで三回行った事があります。一度目は小学校5年生の時でした。二度、三度目は大人になってからです。 周りが木々に囲まれた坂道を登って行くと立派なお寺が建っています。源義経が兄、頼朝から逃れるために藤原氏を頼ってこの地に来た事はあまりにも有名なことです。 鎌倉時代はどんなに辺鄙な所だったかは容易に想像がつきます。中尊寺に義経が京都から平泉まで辿り着くまでのルートが書いてありました。勧進帳で弁慶と共に関所を通過するくだりは誰でも知る所ですが、それが安宅の関だとは知りませんでした。私は白河の関と思い込んでいました。東北にある関所だとばかり思っていました。義経は京都を出て、北陸ルートから平泉に入っていたのでした。また中尊寺は松尾芭蕉の奥の細道でも知られています。「五月雨の降りのこしてや光堂」中尊寺の金色堂は美しく、平安時代に造られたものとは思えません。
By さくらさくらこまち (50代女性) 時期:1968年・1989年・2001年


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奥州平泉中尊寺へは三回も行きました (関山中尊寺 西磐井郡平泉町)関連ページ

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