かれこれ8年ほど前に、久しぶりに訪問した親戚の家の町内にある、小さな神社。それ以前(更に数年前)に来た時には本当に小さな神社でしたが、改築されて新しく立派になっており、本殿も大きくなっていたように見えました。小さい神社だが由緒ある神社であり、高い神様が祭られ、昔から地元の人々にとても愛されている神社と聞いていました。それでその時に、ご祭神を調べてみると、少彦名命(すくなひこなのみこと)や天照大御神の他に4柱の神様がご祭神でした。この少彦名命とは、宇宙の大元の三柱神の一人である神皇産霊神、又はもう一柱の高皇産霊神のどちらかの子供神であるそうです。宇宙創成の頃の神といえる少彦名命を祀っているこの小さくもパワーのありそうな新川皇大神社。なぜそのような宇宙創成時の神を、この地でお祀りすることになったのだろうと、妙にミステリアスでもあり感慨深いものがありました。
ハナブキ (50代女性) 8年前の夏