お遍路用品店の店員さんが一番熱弁をふるってくれたのは、“白衣”と“判衣”でした。
「今までの判衣は巡礼に着る白衣と同じ形の着物型で、背中部分に掛け軸の縮小版のように升目があってそこに御朱印をいただくものでした。(現物を見せてくれます。)
ですが、亡くなった人に着せることはできず、できても背中側になるので、結局からだの上に背中側を上にして置くしかなかったんです。
ですが、最近発売されたこのタイプは一枚布(バスタオルのような形)で、首から下にそのまま掛けるだけなので、これを選ばれる人も多いんですよ。」と。
巡礼で着るものだけではなく、この世を旅立つとき用?にも判衣に朱印を押してもらう人が多いそうです。
確かに祖父のお葬式のとき、棺に入った祖父の体の上に朱印が全て押された白衣(判衣)を祖母が掛けていたのを思い出しました。
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